Re:BIRTHDAY SONG~恋を唄う死神~

特別補習組の面倒を見ている教師。
死神としての地位は高いが、つねにやる気がなく、
生徒達の前ではダラダラとしている。
また、死神としてまともに働いているところを誰も見たことがない。
現世で作られている煙草を気に入っていて、隙を見つけては現世からこっそりくすねてくる。

  • (結局、昨日は晩ご飯を食べ損ねたせいでお腹が空いて、全然勉強が身に入らなかったなぁ……)
  • (……やっぱり、ペア試験っていうこともあって教室の雰囲気が、いつも以上にピリピリしてる)
  • (この生徒の中から、私のペアになる子もいるんだよね?)
  • (一体、どんな子なんだろう……。仲良くなれると良いな)
  • (わっ……! ついに試験の時間だ)
  • (どうしよう、緊張してきた……!)
  • 【???】「おーい、席に着け~」
  • (……あれ? あの先生、見たことないけど誰だろう?)
  • 【ナミ】「あー……今回、このクラスの試験監督を行うナミだ。まあ、適当に頑張ってくれ……ふわぁ」
  • (き、緊張感もなにも無い……。面白いというか、変な先生だなぁ)
  • 【ナミ】「試験用紙を配るぞ。後ろに回せ~」
  • (あ……! 余計な事を考えていたらダメだ。今は、試験に集中しなくちゃ!)
  • (やる事なす事ダメダメなわたしだけど、それでもわたしなりに、この一ヶ月一生懸命勉強してきたんだ)
  • (大丈夫、きっと大丈夫)
  • (よし、がんばるぞ!!)

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