DYNAMIC CHORD THE BEST

DYNAMIC CHORDに所属する4バンド
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KYOHSO
Liar-S
[rêve parfait]
apple-polisher
-
の楽曲を集めた
『DYNAMIC CHORD THE BEST』が遂に発売!
今回は発売を記念して、各バンドのリーダー達に
対談インタビューを行いました。



――本日はお集まりいただきありがとうございます!

TOKIHARU「KYOHSOのTOKIHARUだよ。よろしく」

結崎「どうも~! Liar-Sのリーダー兼営業担当の結崎芹です!」

Rook「[rêve parfait]のRookです。今日は先輩方と一緒で緊張しますが、よろしくお願いしまっす!」

Kuro「apple-polisherのKuroだ。よろしく頼む」

結崎「このメンツで集まることってなかなかないから新鮮ですね、TOKIHARUさん」

TOKIHARU「そうだね。リーダー同士、一度ゆっくり話したいと思っていたんだ。今日は良い機会をもらえて嬉しいよ」

Rook「光栄です。ということで、発売したばかりの、DYNAMIC CHORDに所属する4バンドの楽曲が集まったベストアルバム『DYNAMIC CHORD THE BEST』について、先輩方やKuroさんの話をぜひ聞かせてください!」

結崎「お! すかさずベストアルバムの宣伝を挟んでくるなんて、さっすがRookだな! 出来る男!!」

Rook「そ、そんなことはないですよ~。まだまだ芹ちゃん先輩には及びません」

TOKIHARU「そういえば、この3人では以前撮影をしたことがあったけど、Kuroとこういう場で一緒になるのは初めてだったね」

Kuro「はい。apple-polisherが所属する前ですが、その時の3人の写真は事務所で拝見したことがあります」

Rook「俺が芹ちゃん先輩にドヤ顔を伝授していただいた時のことですね!」

Kuro「ドヤ顔……?」

結崎「そうそう! あの頃のRookは最初はカメラの前での表情もぎこちなくってさ~。 でもその後はどんな撮影でも完璧なドヤ顔で決まってたよ」

Rook「ははは……メンバーには『ドヤペン』なんてからかわれるんですけどね」

結崎「今度リーダーズで撮影の機会があれば、Kuroさんも一緒にやりましょう! 俺、教えるんで!」

Rook「ええ! さすがにKuroさんにそれは……」

Kuro「撮影にはまだ不慣れなので、教えていただけるとありがたいです。よろしくお願いします」

結崎「そう来なくっちゃ! 任せてください♪」

Rook「意外と乗り気!? で、でも、Kuroさんは落ち着いていて貫禄があるし、今のままで十分だと思いますよ?」

Kuro「いや、まだまだ至らないことばかりだ」

TOKIHARU「ふふっ、うちの事務所はリーダー達も仲良しだね。apple-polisherが加わってから、もうずいぶん経つんじゃない?」

Kuro「今年の4月で5年目を迎えます」

TOKIHARU「そう、すっかり事務所の顔になったね。俺達もうかうかしていられないな。これまで以上に事務所を引っ張っていく存在にならないとね」

Kuro「ありがとうございます。TOKIHARUさんにそう言っていただけると、身が引き締まります」

結崎「俺達もKYOHSOを追い越せるくらい成長していきます!」

Rook「そうですね!」

TOKIHARU「ふふっ。楽しみにしているよ」


――今回の『DYNAMIC CHORD THE BEST』では、各バンドから2曲ずつ収録されていますが、どのように選ばれたのでしょうか?

TOKIHARU「収録曲はそれぞれのバンドが自分達で決めたんだ。選んだ理由も合わせて……そうだな、トラックリスト順に行こうか」

Kuro「では、最初は俺からですね。apple-polisherからは『Against the Rules』と『beat goes on』 の2曲。apを代表する曲として最初にこの2曲を推したのはUKだが、俺達も異論はなかった」

Rook「満場一致だったってことですか?」

Kuro「ああ。アメリカで見つけた答えを詰め込んだ『Against the Rules』、自分達の音楽を探し求めて掴んだ『beat goes on』。この2曲ともが、apのデビュー曲だと思っている」

結崎「なるほど! 確かにベストアルバムに相応しい選曲ですね!」

Kuro「レヴァフェはどうだったんだ? Bishopから、選曲に時間がかかったと聞いていたが」

Rook「あー……メンバー全員で作曲した『CHECK☆MATE☆TONIGHT 』はすぐに決まったんですが、『Christmas Carol』が決まるまでが長かったです」

TOKIHARU「それは、『Christmas Carol』がその名の通りクリスマス に特化した曲だったからかな?」

Rook「はい。4バンドのベストアルバムとして考えたときに、バランスが悪くなってしまうんじゃないかと。でも、あの曲は俺達とクイーンと、一番長い時間を過ごしてきた大切な曲なので、入れることに決めました」

結崎「思い入れはどの曲にもあるもんな~。悩む気持ちわかるよ」

Rook「Liar-Sはやっぱり、作詞作曲担当のすず 先輩の意見を重視したんですか?」

TOKIHARU「それが、そうでもなかったみたいだよ」

Kuro「……と、言うと?」

結崎「千哉はどの曲もLiar-Sの大切な仲間だからって選びきれなかったんだ。そう言われると、俺もハルも詰まっちゃってさ……そこでうちの大先生がズバッと一言!」

Rook「おお!」

結崎「『がむしゃらに夜の街を走って、ボロボロになった夜明けに昇った太陽はありえねーくらい綺麗だった』って」

TOKIHARU「それで『グッバイ サブウェイ』と『RISE'n SHINE』に決まったんだね」

結崎「はい。あの2曲は切り離せるものではないので、朔良の意見を採用しました」

Kuro「檜山さんのその言葉だけで、2曲に込められたドラマが浮かんでくるようです」

TOKIHARU「どのバンドも、楽曲にきちんと向き合って決めてきたということだね」

Rook「KYOHSO先輩は、数ある楽曲の中からどうしてあの2曲を選んだんですか?」

TOKIHARU「曲に番号を振って、YORITOがルーレットを回して決めたんだ」

結崎・Rook・Kuro「え!!!?」

TOKIHARU「……なんてね、冗談だよ」

結崎「お、おどろいた~! 結構本気で信じましたよ俺!!」

Kuro「失礼ながら、YORITOさんならやりかねないと思ってしまいました」

Rook「俺もです……確かに、KYOHSOの曲ならどれが入っていても納得ですけど」

TOKIHARU「『x-maniac』と『Roots of Life』はね、事務所で行ったNO LIMIT LIVEでも披露した曲なんだ。会議中にYORITOがふと、『他のバンドの楽曲と一緒に聞いてもらうなら、あの2曲がいいな』って言い出してね。ステージから見たクレドやクルー、クイーン、そしてイヴ……それぞれのバンドのファンが一体になってKYOHSOの曲に熱狂してくれたあの空間が忘れられないんだ、って」

Kuro「それはもう、決まってしまいますね」

TOKIHARU「ふふっ。珍しくYUUもすぐに頷いてくれて、おかげで会議もすぐに終わったよ」

結崎「くぅ~~やっぱりYORITOさんは男前ですね! クレドだけじゃなく、他のバンドのファンのことまで考えてくれるなんて!」

TOKIHARU「そうやって芹が慕ってくれているから、あいつが後輩バンド のことにも自然と目を配れるようになっていったんだと思うよ」

結崎「えっ! そ、そんな! 俺はただ、YORITOさんと飲むのが楽しいだけですって!」

Rook「芹ちゃん先輩、顔が赤いですよ」

Kuro「ああ、心なしか耳まで赤いようだ」

結崎「じっくり見なくていいから! 次! 次の質問行きましょう!!」

TOKIHARU「ふふ」


――最後に、これからの目標と読者の皆様へメッセージをお願いいたします。

結崎「さあさあ! 時間もなくなってきたのでどんどん行きましょう! まずは俺から言っちゃおうかな~!」

Rook「誤魔化してますね」

Kuro「誤魔化しているな」

結崎「はい、そこー! 余計なおしゃべりはしなーい! ええー、コホンッ……Liar-Sとしては、今までどおりフェスの出演を中心にしつつ、刺激をいっぱい受けて、変化を恐れず挑戦していきたいと思ってる! Liar-Sがもっと大きな船になって、メンバーもクルーも楽しめる音楽で溢れるように。クルーと一緒なら、どんな荒波も乗り越えていけるって信じてるからな!」

Kuro「apple-polisherも同様に、活動の基盤はライブになるだろう。NaLが大学を卒業すれば、時間的な融通が利くようになるからな。メンバーひとりひとりのスキルアップはもちろん、今まで以上に精力的に活動をしていきたいと考えている。昨年のアジアライブツアーで得た経験も活かしたい。Eveに良い報告ができるよう、準備をしているから、楽しみに待っていなさい」

Rook「俺達[rêve parfait]の目標は『羽化』。デビュー当時は高校生バンドだった俺達も、もうメンバー全員が成人した。時間は止められないし、環境は常に変わっていく。それは応援してくれるクイーンにも言えることだと思う。同じ時を生きる者同士、一緒に成長していきたい。そんなレヴァフェの一皮むけた姿を感じてもらえるように、俺達も努力を重ねているところだ。よろしくですよ~!」

TOKIHARU「ゲリラライブや恒例のライブイベントだけじゃなく、KYOHSOだからこそ出来ることを増やしていきたいね。……俺としては、早くクレド達をKYOHSOの音の渦に巻き込んでやりたいけど、中途半端な料理をお前達に食べさせる気はないよ。最高級の音楽を用意しているから、お腹を空かせて待っていて欲しいな」


――ありがとうございました!